パラソルワールド
フレッシュプリキュア!の、自作のSS(二次小説)を中心としたブログです。
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 いつもご来訪頂き、あたたかな拍手やコメントを頂きまして、どうもありがとうございます!
 まほプリ最終回記念SSに、思いのほか時間がかかってしまいました。コメントのお返し記事も、なんと三ヵ月弱も間が空いてしまい、本当に申し訳ありません!
 実を言いますと、ゴールデンウィークに入る直前くらいに体調を崩してしまいまして、今年の連休は悲しいことに、ほとんど家で寝ている羽目に(泣)まぁ考えようによっては、連休中だったからこそ、ゆっくり休めて良かったんですけどね。
 ご心配なく、今はすっかり元気になりました。でもそのせいで……ってそのせいだけじゃないですけど(汗)、ずるずるといろんな予定が遅れてしまい、長編の再開も随分遅れてしまって、大変申し訳なく思っています。
 ここから全力投球で頑張ります! もうしばらくお待ち下さいませ。
 それでは、今日もオマケからスタートです。
 今日は第23話です。あの第23話です! で、どこを書こうと考えて……ハタと困りました。
 どこを書いても、誰かの一人称・誰かの視点で書くには全てが聖域過ぎて、いつものように勝手気ままに書くわけにはいかなくて……。
 そこで、「〇〇から見たあのシーン」というタイトルにそぐわない形になりますが、今回ばかりは「誰かの視点」を封印して一場面を書かせて頂くことにしました。
 で、そうやって書くのなら、せっかく書くんだから一番好きなシーンを書くしかない! とそこは開き直って(笑)、気合いを入れて書かせて頂きました。
 とてつもない名シーンだけに、お見苦しい点は多々あると思いますが、どうかご容赦を。

『フレッシュプリキュア!○○から見たあのシーン』 第23話 イースの最期! キュアパッション誕生!!

<イースとキュアピーチ 羨ましいと思った!>

 ポツリ、ポツリと降り出した雨が、あっという間に土砂降りになった。雨に打たれながら、イースが両腕を胸もとに引きつけて、ゆっくりと腰を落とす。
 次の瞬間、突き出された両の掌がピーチの目の前にあった。そこから発したのか、同時にとてつもない圧力が、暴風となってピーチに襲い掛かる。
 咄嗟に腕で防御し、後ろに飛んで力を逃がす。だがとても逃がしきれなくて、真後ろにあった木の幹に両足を付けた瞬間、ピーチは胸の真ん中に重い痛みを感じた。

 構わず飛び出してハイキック。でも一向に当たらない。
 ぬかるみに滑る足元にグッと力を入れて、今度は左肘を思いっ切り振り上げた。

「っく……」
 イースが痛そうに腕を押さえる。ハァハァと浅い呼吸しか出来ないピーチを、いつもよりさらに赤い瞳が見つめる。

「こんなはずじゃなかった……。こんなはずじゃなかった!」

 叫び終えると再び鋭い眼光を放つイース。その姿めがけて、ピーチは再び走り出す。

「はぁぁぁぁぁっ!!」

 激突する拳と拳。辺りの空気が渦を巻き、雨粒が散り散りになって弾け飛ぶ。

 再び激しい応酬が始まった。ラビリンスの幹部・イースと、プリキュアのリーダー・キュアピーチとの一騎打ち。
 二人とも、相手の顔から決して目をそらさない。睨み合うように視線を合わせたまま、その一打を、一蹴を、まるで言葉の代わりのように相手に叩き付ける。

 やがてピーチの目から涙が溢れ出した。大粒の涙を振り飛ばして、駄々っ子のように拳を振るい、蹴りを繰り出す。
 一方のイースの表情は変わらない。だが、重い二発の右ストレートでピーチを弾き飛ばした次の瞬間、攻撃より先に言葉が、まるで堰を切ったようにその口から流れ出した。

「お前と居ると、私の中の何かがおかしくなってゆく!」

 ハッとしたように硬直するピーチを、すぐさま二発のハイキックが襲う。

「お前と居ると、私が私でなくなってゆく!」
「……せつな!?」

 今度は同時に空中に飛び上がる二人。
 ぶつかり合う肘。絡み合う視線。
 降りしきる雨よりも、激しく止めどもない涙がピーチの頬を濡らす。
 雨音に掻き消されることもなく、イースの叫びが森の中に木霊する。

「初めて会ったあの日……!
 幸せが訪れるなどと、出鱈目の占いを真に受けては喜び!
 その後も、些細なことで幸せを手に入れたと言っては、はしゃぎ!
 罠にかけようとしているのに、微塵も疑う素振りを見せず!
 いつもいつも馬鹿みたいに笑ってる。そんなお前が……お前がぁっ!」
「うわぁぁぁっ!」

「羨ましいと思ったぁぁぁっ!!」

 魂の叫びを乗せた拳。それを真っ直ぐに受け止める拳。
 渾身と渾身の激突に、空が、木々が、大地が激しく鳴動し、そして――静まる。

 力尽きて音も無く落下した二人を、クローバーが柔らかく受け止める。
 いつしか雨は上がっていた。

~~~~~~~

・『フレッシュプリキュア!○○から見たあのシーン』のコンセプト(?)については、こちらへ・・・。

・過去のシーンをまとめたリストは、右側のプロフィールの下にある「全作品リスト」の、そのまた下にございます。携帯で見られる場合は、「カテゴリ」の「作品リスト」からご覧ください。

・次回は「第24話 せつなの苦悩 私は仲間になれない!」からお届けいたします。か、神回が続きます……(汗)

 以下、コメントのお返事になります。
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 大変、大変遅くなって申し訳ありません!!
 「魔法つかいプリキュア!」最終回記念SSの第三章をお届けします。これにて完結です!
>>続きをみる...

 こんばんは。
 またまた遅くなってスミマセン!
 「魔法つかいプリキュア!」最終回記念SSの、第二章をお送りいたします。
>>続きをみる...

 競作には間に合いませんでしたが、「魔法つかいプリキュア!」の最終回記念SSです。ようやく書けました! と言ってもまだ一章ですが。三部構成でお届けしたいと思います。
 「魔法つかいプリキュア!」は、ストーリーは勿論、その世界観からキャラクターから本当に大好きな作品になりました。特にメインキャラクターは、誰が一番好きか決められないほど、みんなみんな大好きで。この作品に出会えた感謝と愛情を、目一杯込められたら嬉しいなと思います。
 それでは、[続きをみる]からお願いします。
>>続きをみる...

申し訳ありません!
 いつもご来訪頂き、あたたかな拍手やコメントを頂きまして、ありがとうございます。
 そして……申し訳ありません! 四月からは満を持して長編を、と書いていたはずなのに、まだ競作で書くはずだったお話もアップできずに既に四月も半ばを過ぎてしまいました。
 競作で書くはずだったお話とは、「魔法つかいプリキュア!」の最終回記念SSです。三月中に目途をつけるつもりだったのに、先月バタバタしていたこともありますが、これがとんでもなく苦戦していまして……でも、どうしても諦めたくなくて。
「魔法つかいプリキュア!」は、私にとって歴代シリーズの中でも三本の指に入る、大好きなシリーズになりました。だからどうしても、この想いをSSという形で残したい! あの世界に繋がるお話を書きたい! って、そんな気持ちばっかり先行しちゃってまして(汗)
 結局、短編を書くはずだったのに少々長くなってしまいました。今のところ、三話構成になる予定です。ようやく構成の目途が付いてきて、今日にも第一章をお届けできそうですので、ここから一気に書き上げたいと思っています。
 毎度毎度毎度、予定延長ばっかりでホントに申し訳ありません! 大好きなシリーズのお話、何とか少しでも楽しんで頂けるものを書き上げたいと思います。そして今度こそ満を持して、大好きを通り越して私にとって別格のシリーズの、長編の続きに戻りたいと思います。
 もう少しだけお時間下さい。どうぞよろしくお願い致します!
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