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パラソルワールド
フレッシュプリキュア!の、自作のSS(二次小説)を中心としたブログです。
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桃園家の初日の出
 あけましておめでとうございます。
 旧年中は大変お世話になりました。未曽有のコロナ禍にあって、大変な一年でしたね。
 新しい年を迎え、災禍が一日も早く終息し、皆様にとりまして健やかで幸せの多い年になることを心からお祈りします。

 さて、お久しぶりのブログ更新となってしまって申し訳ありません。長編の試行錯誤を繰り返しているうちに、10月くらいからちょっと色々とやることが増えて、なかなか更新できないままに年が明けてしまいました(汗)でも長編の続きは少しずつ書き進めていますので、第2話の更新までもう少しお待ちください!

 新年の御挨拶代わりに、久しぶりに桃園家の新年の風景を、掌編としてお届けしたいと思います。今年は140文字SS×10の形で書いてみました。タイトルは『桃園家の初日の出』。家族の情景を少しでも思い浮かべて頂けたら嬉しいです。

 今年もまた、長編の続きから始まるリクエスト企画に、二月から始まる恒例のSS競作も控え、その他も色々、書きたいこと一杯の一年になる予定です。相変わらずの亀さんスタートですが、楽しんで執筆を続け、少しでも楽しんで頂けるお話を、一本でも多くお届けしたいと思っています。

 どうぞ本年もよろしくお願いいたします!
>>続きをみる...

 いつもご来訪頂きまして、どうもありがとうございます!
 スタートしたばかりのリクエスト企画・第8弾『あなたがここにいる幸せを』第1話に沢山の拍手や、Twitterも含めた数多くのコメントを頂きまして、どうもありがとうございます! ただいま第2話の執筆を進めているところです。少しでも早くお届けできるように、楽しく丁寧に頑張りますね。
 それでは、今日もオマケからスタートです。
 第33話、タコ回(笑)。というか、本編きっての美希せつ回ですよね。ウエスターに向かってベリーがキッパリと啖呵を切るシーンも大好きなんですが、今回は美希たん百面相(!)のこのシーンを選んでみました。

『フレッシュプリキュア!○○から見たあのシーン』 第33話 美希とせつなのこわいもの!

<キュアパッションと美希 パッションをひとりにはさせないわ!>

 アタシの隣で赤い光が眩しく輝き、一瞬で消える。その後には、キュアパッションの凛々しい姿があった。
「美希はここに居て」
「まさか……ひとりで行くつもり?」
 アタシの問いに、パッションは答えない。ただ厳しい顔つきで、通りの様子を窺っている。
「無理よ! いつも四人で戦ってる相手なのに」
 アタシは必死で言い募る。だってひとりでどうにか出来る相手じゃないもの。大きさも、力の強さも。
 こうしている間にも、ズシン、ズシン、と地響きがして、ビルがまるで地震のように揺れている。だけどあんな衝撃的な姿を見てしまったら、身体が震え、頭が真っ白になってどうしていいかわからない。
「何とかするわ」
「何とかって……パッション!」
 そう叫んだ時には、パッションは踊り場の手摺を飛び越え、誰も居なくなった通りに鮮やかに着地していた。

 ただひとり、ナケワメーケの前に立ちはだかるパッション。それを見て、アタシの頭もようやく少しだけ動き出したみたい。
「大丈夫なわけないでしょう? 早くラブとブッキーに……」
 アタシは震える手で、何とかケースからリンクルンを取り出す。変身するため――じゃなくて、仲間と連絡を取るために。だけど、そこでハッとした。

(ダメだわ。ラブもブッキーも、きっと来られない……)

 そうだった。ブッキーは病院のお手伝いで忙しいし、ラブは熱を出して寝込んでるんだ。ならば――アタシが行くしかない!
 リンクルンをギュッと握り締め、踊り場の手摺につかまって何とか立ち上がる。だけど通りに目をやった途端、またへなへなと足の力を抜けてしまった。
 目に飛び込んできたのは、巨大な丸い頭とその真ん中のぎょろりとした目。そしてまるで別の生き物のようにうねうねと蠢く八本の足――。
「無理よ……」

「はぁぁぁぁっ! たぁっ!」
 へたり込むアタシの耳に、勇ましく響くパッションの声。だがすぐに、ドーンという大きな音と共に、パッションが吹っ飛ばされる。
 迫り来る巨大な足を躱して、再び宙を舞うパッション。だが今度は壁に叩きつけられ、地面にうつ伏せに倒れた。
 何度挑みかかっても、ナケワメーケがただ一本か二本の足を動かすだけで、軽くあしらわれてしまう。そのたびに盛大な土煙が上がり、街は壊され、パッションは傷付いていく。

「このままじゃ……」
 パン、と両手で思い切り自分の頬を叩く。アタシは一体何をやってるんだろう。行かなきゃ……早く立って、変身しなきゃ!
「怖がってる場合じゃない! こんなところで、震えてる場合じゃないのよ!」
 わざとそう声に出して、何とか自分を励まそうとする。
「立つのよっ!」
 まだ震えている太腿を拳で叩いた時、ナケワメーケの足が倒れているパッションを絡め取り、その身体をぐるぐる巻きにして、高々と掲げた。
 拘束から抜け出そうと必死に身じろぎするパッションが、押し殺した呻き声と一緒に苦し気な息を吐き出す。

「パッション!」

 不意に、さっき背中合わせで座り込んだ彼女の温もりを思い出した。相変わらず生真面目に、そして不器用に語ってくれた、彼女の本当の気持ち。そして……。

――私が一番怖いのは……あなたたちが居なくなること。

 その言葉が脳裏に蘇った瞬間、胸の中で何か熱いものが弾けた。

「パッションをひとりにはさせないわ!」

 震える両手で膝頭を掴み、力の入らない両足を懸命に踏ん張る。
「立て~!!」
 歯を食いしばり、目を見開いて、それだけを念じて全身に力を込める。

 アタシは完璧。だから今はどんなに無様でも情けなくても、絶対にせつなをひとりにはしない。
 必ず……必ず立って、颯爽と駆け付けて見せるんだから……!

 まるで生まれたての仔馬のようにおぼつかない両足を踏みしめて、右足を一歩。次に、左足を一歩。ほら……もう大丈夫!
 アタシは必死で階段を駆け下りると、ナケワメーケとそれを操るウエスターの前に立ち、精一杯の声を張り上げた。
「やめなさいっ!」
~~~~~~~
美希のつぶやき: あの時は、一刻も早くせつなの元に駆け付けなくちゃ、って無我夢中だった。あんな巨大なタ……コホン、ナケワメーケを前に変身できたんだもの、これで克服できたわよね、と思ったんだけど……。我に返ると、やっぱり怖いものは怖いのよ。あ、せつな! アタシがタコが苦手だってこと、ラブとブッキーには内緒だからね!
~~~~~~~
・『フレッシュプリキュア!○○から見たあのシーン』のコンセプト(?)については、こちらへ。

・過去のシーンをまとめたリストは、右側のプロフィールの下にある「全作品リスト」の、そのまた下にございます。携帯で見られる場合は、「カテゴリ」の「作品リスト」からご覧ください。

・次回は「第34話 インフィニティ現れる! 明日を取り戻せ!!」からお届けいたします。もしもシーンのリクエストなどがありましたら、非公開コメントでこっそりご連絡頂けると、確約は出来ませんが、もしかしたらそういうオマケがお届け出来るかもしれません。

 以下、コメントのお返事になります。
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プリキュアとしての使命は何とか果たした。

じゃあ私はこれから、どうすればいいんだろう――。

最終決戦の後、四つ葉町に帰って来たせつな。

自分の次の使命とは何なのか。

思い悩む彼女は、ある決意を固めるのだが……。


大変、大変お待たせしてしまいました!
リクエスト企画・第8弾は、最終決戦直後から始まる長編です。一架様からのリクエストです。
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 いつもご来訪頂きまして、どうもありがとうございます!
 前回上げるのが遅かったので連続更新みたいになっちゃってますが(笑)、昨日開催された第10回・ラビリンスワンドロ/ワンライに参加させて頂いて書いたSSです。一度アップさせて頂いたんですが、どうにも気に入らなくて一度下げて手を入れました。(それもう既にワンライじゃないのでは(汗))
 お題は「花火」。本編第27話「夏だ!祭りだ!オードリー!!」の、その日の夜のお話として書いています。
 タイトルは『美しき光の花に』。「続きをみる」からどうぞ。
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 いつもご来訪頂きまして、どうもありがとうございます! 開設九周年の記事に、多くの拍手やTwitterでの「いいね」やコメントを頂き、どうもありがとうございました。
 こちらに上げるのをすっかり失念してしまっていましたが(汗)先週金曜日(7/24)に参加した、第9回・ラビリンスワンドロ/ワンライで書かせて頂いた作品を、こちらにもアップさせて頂きます。
 テーマは「夜空」。パッと思い浮かんだのが、本編第12話(カツラ回)の最後の方で、家路についたラブたちの頭上に輝く一番星から、占い館の森へと繋がっていくシーン。カツラ回は出てきませんが、そこからイメージが膨らみました。今回はラビリンス……ではありますが、ラブせつ色が濃いめかも。
 タイトルは『一番星に願いを』。「続きをみる」からどうぞ。
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